遺産分割協議、実家の不動産はどうする?!
便利ネタ · 10日 6月 2023
政府が所有者不明土地対策と位置付ける3本柱が4月から本格的に動き出しました。相続人が財産の分け方を話し合う遺産分割協議に10年の期間を設ける改正民法が1日に施行されたのに続き、不要な土地を国が引き取る「相続土地国庫帰属制度」が始動しています。土地・建物の登記を義務付ける改正不動産登記法の施行も2024年4月に迫っています。遺産分けに大きな影響を与えるため、関連法のポイントを押さえておいて欲しいと思います。
持ち家vs賃貸は圧倒的に『持ち家』が得?!
便利ネタ · 03日 6月 2023
『持ち家vs賃貸ではどちらが得?』という記事を良く目にします。住まいをめぐる永遠の課題と記載がある事も多く、消費者を迷わせる記事が多いような気がします。それも多くの記事で「支払総額があまり変わらない」といったものが多いからです。『支出』だけを比較した場合はローン返済額と家賃以外の費用も加えて精密に試算すると、実は支出総額はほぼ同じという記事は納得が出来ますが、持ち家の場合は『売却』を行う事により、立地等にもよりますが、〇千万円という現金に変える事ができるケースもあるからです。

『貯蓄になる家』を持ちましょう!不動産は早く買った方が良い!
便利ネタ · 20日 5月 2023
円安が進み物価上昇も避けられない状況となっています。その影響は日に日に大きくなり、家庭を悩ます要因となっています。また、老後資金を貯蓄等で準備してきた人も、インフレが長引く事で、その資金を活用した生活が余儀なくされます。また、不動産購入を先送りしてきた人も、このインフレ状況、不動産価格の高騰で「もう少し先でも・・・」と考えている方は今回の記事を参考にしていただき、『貯蓄になる家』をお持ちいただきたいと思います。
実は自然災害よりリスク?!不動産購入時に意識したいサイバー攻撃?!
便利ネタ · 13日 5月 2023
2022年10月、日本経済新聞より、水道や電力など日本の社会インフラのうち、少なくとも877カ所でサイバー攻撃の被害に遭うリスクが高いことが発表されました。排水ポンプを止めて水害のリスクを上げたり、再生可能エネルギー施設の警報を切ったりできるといった恐ろしい内容でした。基幹インフラの防護は経済安全保障政策の柱の一つとなり、そのインフラの防衛が揺らぐと、暮らしやビジネスに思わぬ影響を与えかねません。 サプライチェーン(供給網)全体でセキュリティーのレベルを上げることは喫緊の課題と挙げていますが、その対策に動いているシーンがまだ少ないのが現状だと思います。また、不動産購入を検討されるシーンでインフラの整備状況や水害リスクを把握しての購入を決断したのに、住んだ後にセキュリティーの問題で被害に遭ってしまう事は残念でなりません。

不動産購入場所は本当にそこで良いですか?
便利ネタ · 22日 4月 2023
現在、日本の住宅政策は人口減少下となり、都市の規模を縮めて行政の効率化などを図る「コンパクトシティー」(立地適正化計画)が広がろうとしています。 しかし、国内で成功例を築けていないのが現状のようです。 もしご興味のある方は国土交通省の「みんなで進める、コンパクトなまちづくり」というパンフレット、ならびに立地適正化計画作成の取り組み状況(下記)をご覧いただければ幸いです。
マンションの建て替え費用はいくら掛かる?!
便利ネタ · 15日 4月 2023
不動産購入時に、駅前の立地を検討される方は非常に多くいます。 しかし、そのようなエリアには既にマンションやビル等が立ち並んでおり、なかなか希望の物件を見つける事は難しいです。また、気に入る立地を見つけたとしても、古い旧耐震マンションとなり、地震大国日本で長く住み続けるには不安が伴うのも事実です。 そこで旧耐震マンションを購入した場合、その後のマンション住人との建て替えの合意形成が上手くいった場合、どれくらいの建て替え費用が掛かるかを解説したいと思います。

相続した空き家は今後増える?!解体費はいくらぐらい掛かる?!
便利ネタ · 08日 4月 2023
総務省の調査によると、全国の空き家は2018年に約850万戸と1998年に比べ5割弱増えでいます。空き家は親など親族が亡くなって相続で取得する例が多く、維持・管理費が負担となります。例えば定期的な手入れの際に必要な光熱費や水道代、万が一の火事に備える火災保険料などがその費用となります。
首都圏の「新横浜線」に注目が集まる?!2023年の不動産購入時の参考に!
便利ネタ · 01日 4月 2023
2022年9月の地価調査発表によると、新型コロナウイルスの影響が和らぎ、住宅や店舗、オフィスの需要が回復傾向である事が発表されました。また、新型コロナの感染症法上の位置づけが、5月8日に今の「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する事が決定して、これから経済も回復に向かっていくと考える方も増えてきました。 そのような状況下で、2023年の首都圏1都3県は、交通インフラの整備や大型都市開発事業が相次ぎ完成を迎えます。このような完成によって、周辺の不動産価格等の上昇や人の移動も増えていく事が考えられる為、これから不動産購入を検討される方は、是非、参考にしていただきたいと思います。 鉄道の新駅開業を控える街では、駅を起点に徒歩で回遊できるエリアを中心に大規模集客施設の建設が進んでいます。 鉄道網の整備で地域間の往来が容易になるうえ、交通手段の選択肢が広がることで新たなにぎわいが期待されています。もしかしたら、その周辺でお住いの方でも、例えば駅の西口に住んでいる方が東口に買い替えるような選択をされても良いのかもしれません。

資産価値が下がり難いエリア(公示地価の上昇地点)を把握しましょう!
統計データ · 25日 3月 2023
国土交通省が3月22日に発表した2023年1月1日時点の公示地価は、住宅地や商業地といった全用途の全国平均が前年比1.6%上昇したそうです。上昇は2年連続で、リーマン・ショック前の2008年(1.7%)に次ぐ水準となりました。住宅地で上昇した理由として、現在、共働き世帯で「パワーカップル」と呼ぶ高所得世帯が増えたこと、歴史的な低金利、新型コロナウイルス感染症拡大による在宅勤務が増えた事による住宅購入動機の高まりが大きな要因だそうです。これから不動産購入をしようと思われている方は、このようなデータを確認し、「地価が高いエリア」は高まる理由のあるエリア、逆に地価が下がっているエリアは下がる理由のあるエリアです。可能であれば、このようなデータを確認し、「地価が高くなっているエリア」での住宅購入が不動産の資産価値が下がり難いエリアである事を把握しておきましょう。
不動産購入前に「内水氾濫」エリアの有無確認は不十分?!
便利ネタ · 17日 3月 2023
不動産購入前に「内水氾濫」のエリアかどうかを調べるシーンも増えています。 しかし、「内水氾濫」の浸水想定区域図づくりがあまり進んでいない事をご存知でしょうか?そもそも、内水氾濫とは「雨水が下水道などの排水施設で川に排水しきれずにあふれること」です。台風などの影響により、下水道の排水能力を超える雨が降ったり、水路が合流する先の河川の水位が上昇したりして、宅地や道路、農地などに水があふれる事を指します。 また、河川の水かさが増えて発生する洪水氾濫とは異なり、 ・河川から離れた場所でも発生する ・浸水被害の発生頻度が高い ・被害発生までのリードタイムが短い などの特徴があるようです。国土交通省によると、2011~2020年の全国の水害被害額の合計は約4.2兆円で、うち3割が内水氾濫による被害だったというデータも出ているようです。

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